2011年01月25日

百人一首

年が明けて、時期的にも興味を持ってもらいやすいかな?
と思い、フリースクールの授業で、百人一首を取り上げています。


5年生の女の子達。
やっぱり、女性が詠んだ歌の方に興味があるらしい。
そこで、女性歌人だけを抜き出して、意味を調べてみたのですが。


いやぁ〜、百人一首なんて、たいして興味なかったけれど、
(「ちはやぶる」というマンガを読んで、興味は出ていたけれど(笑))
調べてみるとおもしろい!!


女性の歌だからか、恋愛をテーマにしたものが多い気がするのですが、
やっぱりいつの時代も、人間思う事は一緒なんだなぁ〜・・・
って思う。
1000年経っても、思い悩む恋愛の心は変わらないらしいです^^


さてさて、そんな中でも、ちょっと気に入ったのがコレ!!


ーーー原文ーーー
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなくたたむ なこそおしけれ

ーーー現代語訳はーーー
春の夜の、はかない夢のように、たわむれにあなたの腕を枕にしたりす れば、あなたとの間につまらない評判が立つことでしょう。それが本当に残念なのです。



なんですが、この作られた背景を見てみると!

ーーー背景ーーー
横になって休むため、枕がほしいと内侍(この歌を詠んだ人)が言ったのを聞いて、ある男が私の腕をどうぞと言いました。
その申し出を断ったもの。



なんて洒落てる断りかた!?
いやぁ〜、こんな風に断られたら何も出来ないね〜!
美しいのに、全く脈なし(笑)
完全にアウトな感じが、思わず笑ってしまいました☆
「残念なのです。」って(笑)



もちろん、情熱的な歌も数多くありますよ^^

次回、もう1つか2つくらい、紹介しようかな♪


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