ダメって何回言った?
生活と仕事が混ざってる場合、個人用のblogってどうしても
仕事のことと混ざってしまいますね。
ということで、今回は僕のやっているフリースクールのblogと同じ内容。
今日は、高学年の生徒の一人が面白いノートを作っていた。
手作りのカレンダーになっていて、今日からの日付が入り、その横にスペースがある。
彼女曰く、
「高良先生が何回『ダメ』って言ったかを数える!」
のだそうだ。
ほ〜!!面白い。
正直最初は、何じゃそりゃ!?
と思ったけれど、僕自身簡単に「ダメ」と否定しないように注意しているので、
どんなときに言われているのか、しっかり意識化してもらうのは逆にありがたいかも!
と思い直しました。
また、実際生徒は僕への反抗心から、こういうことを始めたのかもしれないけれど、
反抗期の子どもたちの反抗が、内へこもらずこんな風にオープンな形で出てくることが、
単純にいいなぁ〜!と思います。
シュタイナー教育の中で、7歳〜14歳は「第2七年期」と呼ばれ、
子どもたちは「愛ある権威」を求める時期だと考えられています。
そして、その権威を七年期の最後の時期に乗り越えることが、
教育の中でとても大切なことだと捉えらています。
今まで頼っていた権威を、疎ましい、乗り越えたいと思うこと。
これは、世界に対して自分自身で向き合いたい!という衝動の萌芽なのだと思います。
まだまだ、生まれたばかりのこの衝動。
ちょっと困ったことがあれば、すぐに
「せ〜んせ〜!!こっちきて〜!」となるのですが(笑)
揺れ動きながら、自由への渇望と責任の自覚を、少しずつ覚えて行けばいいと思う。
関連記事